クレジットカード現金化は利率が高い

給料日までまだ時間があるのに、友人の結婚式に呼ばれたり、葬式に出席することになってお金を工面しなければならないときがあります。
さらに病気になって入院したり、子供の学費の支払いなど予期しない事態が起きると、緊急に現金が必要になります。
どうしても現金が必要な時には、クレジットカード現金化を考えてみるのも良いでしょう。
しかしデメリットもあるので、よく理解しておく必要があります。

クレジットカード現金化とはどんなものか?

クレジットカードにはキャッシング枠とショッピング枠という二つの枠が設定されていますが、一般に言うクレジットカード現金化とは、ショッピング枠を利用して現金を入手します。
まずクレジットカードを使って何らかの商品を購入して、現金化業者に商品を買い取ってもらうことにより現金に変わります。
こうした行為は法律に違反していないので犯罪ではありませんが、クレジットカード会社の利用規約には反しているので、カード会社に発覚した時にはカードが利用できなくなったり、強制解約させられる恐れもあります。
強制解約させられると、引き落とされていないカードの使用料を一括で返済することもあるので注意が必要です。

クレジットカード現金化は誰でも利用できる

クレジットカード現金化のメリットは、専業主婦や学生など安定した収入がなくても現金を入手できることです。
また消費者金融のブラックリストに載っている人であっても、クレジットカードを持っていれば、どんな人でも現金化することができます。
そのためどうしても現金が必要な人にとっては最後の頼みです。
クレジットカードの返済なので、返済方法も一括返済から分割返済、ボーナスが入った時だけの返済など選ぶことができ、収入が少ない人にとっては、一度の負担が少ないので助かります。

返済する時にはカードの利率に注意する

クレジットカードの現金化は誰でも利用できるので便利ですが、自分が手にした現金はカードで決済した金額よりも安くなります。
もし換金率90%の現金化業者なら十分高いです。
しかし現金化の時にはクレジットカードで10万円を決済し、業者に申請しても自分が手に入る現金は僅か9万円が限度です。
返済する時にはカード会社への利率も上乗せされるので、総合的に利用者が負担する金額は多くなります。
クレジットカード現金化は一時的に現金が必要な時に利用することはできますが、何度も利用すると徐々にお金が減ってしまいます。

自分で現金化すれば比較的安く済む

現金化業者は換金率90%と表示していても、手数料を差し引いて実際には70%から80%の現金しか支払ってくれません。
カード会社への偏差の利率を足すと、利用者は損をすることになります。
それで業者を使わずに自分で現金化をして安く済ませることもできます。
クレジットカードで冷蔵庫や洗濯機などの家電を買う、またはブランド物のバッグや時計を買い、ネットオークションで転売すれば購入時とさほど変わらない値段で得ることができます。
プレミア価値がついていれば、購入した時よりも高い金額で売れるかもしれません。

まとめ

クレジットカードの現金化は今すぐお金が必要な人が、現金を手にできる非常に便利なシステムです。
クレジットカードさえ持っていればどんな人でも利用できるので人気があります。
しかし使う前には換金率や、カード会社に支払う利率などもよく計算してから使用するようにしましょう。